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2023年08月21日 15:35 / 車両・用品
国土交通省は8月21日、100台未満の少数台数のリコール届出及び改善対策届出について公表した。商用車に関する届出は以下。
・ボルボ「FH」(リコール)
22年1月~11月に輸入されたフロントエアサスペンション仕様車において、エアスプリングをフロントアクスル上で支えるアンカレッジの固定ボルト締付けトルクが不適切なため、走行振動等によって当該ボルトが緩むことがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルトが脱落しアンカレッジがフロントアクスルから外れ、最悪の場合、走行安定性が損なわれ、事故に至るおそれがある。 対象台数は68台。
ボルボ・トラックでは全車両、アンカレッジ固定ボルトの緩みを点検し、適正トルクで増し締めする。なお、緩みがある場合は、アンカレッジを取り外して損傷の有無を確認し、 損傷が無い場合はスペーサとボルトを新品に交換して適正トルクで締め付け、損傷が有る場合は損傷部品及びスペーサとボルトを新品に交換し、適正トルクで締め付ける。
<改善箇所>
・スカニア(改善対策)
2019年2月~2020年4月に輸入された車両(型式不明)で、センタービームをフレームに固定するボルトにおいて、製造時に表面処理を変更したためネジ部分の摩擦抵抗が軽減した。これに伴い、同一の締め付けトルクで締結した場合、締結力が増加しボルトの強度を超えるため変形しているものがある。このため、極端な走行条件下でボルトに過大な応力がかかると、ボルトがさらに変形し異音が発生する。最悪の場合、車両の操縦安定性を欠くおそれがある。 対象台数は38台。
・アイチコーポレーション(改善対策)
2023年6月~7月に製造された「日野デュトロ」の高所作業車、穴掘建柱車のアウトリガ装置において、張り出しシリンダの製造工程が不適切なため、シリンダチューブのキャップ固定用ネジに加工不良のものがある。そのため、作業装置使用中に、張り出しシリンダから作動油が漏れ出すおそれがある。対象台数は4台。