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2023年10月06日 15:31 / 労務
国土交通省は10月6日、今年7月に全国162名で発足した「トラックGメン」の活動実績と今後の活動について発表した。
活動実績としては、7月21日から9月29日の約2ヵ月で、貨物自動車運送事業法に基づく「働きかけ」を120件、「要請」を5件実施。発足前の昨年度1年間の実績が「働きかけ」26件、「要請」3件であったのに対し、「働きかけ」の件数が昨年度1年間に比べて4倍強になるなど、わずか2ヶ月間で大幅な伸びとなった。荷主都合による恒常的な長時間の荷待ちや運賃・料金の不当な据置きなど、違反原因行為の解消に向け、迅速な対応が図られているといえる。
<トラックGメンの活動実績>
また、今後の動きとしては、10月から国土交通省と厚生労働省の「荷主特別対策担当官」をはじめとする関係行政機関の地方実施機関(経済産業局、農政局、労働局)と連携し、荷主企業に対し、合同でヒアリングを実施。また11月・12月を「集中監視月間」と位置づけ、一層監視を強化するとしている。
<今後の活動>