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2023年10月25日 17:19 / 交通
NEXCO東日本は10月25日、「準天頂衛星システムを活用したロータリ除雪車自動化」の技術開発を完成し、今冬期から北海道内の道央道E5岩見沢IC~美唄IC間で運用を開始すると発表した。
<ロータリ除雪車の自動化>
除雪車を操作運転する熟練オペレータの高齢化や労働人口の減少、建設業2024年問題への対応で、必要な作業員の確保は喫緊の課題となっている。また、降雪や吹雪の影響で道路の外側線やガードレール等の位置が把握できない、自車の位置が把握できないという技術的課題もあった。
<除雪装置の自動操縦概要>
NEXCO東日本は、除雪作業の省力化・効率化を目的に「雪氷対策の高度化 ASNOS(アスノス)」の研究開発を推進しており、除雪車の熟練運転技術や経験を必要とせず、除雪車の乗員削減(乗員2名を1名にする)を目指し、ロータリ除雪車の自動化技術を開発した。
開発した「準天頂衛星を活用した運転支援システム(ガイダンスモニター)」をベースにした正確な位置情報をロータリ除雪車の作動制御装置に連動させ、除雪車の走行と作業の操作を自動化した。
<本線走行試験の様子>
オペレータはステアリングやレバー等に触れることなく、正確な「走行」と「除雪作業」が可能となり、冬期の高速道路における除雪作業の安全性、効率性の向上を図る。なお、当面の間は自動ロータリ除雪車に2名乗員し、天候や交通状況等に応じた乗員数を検証する。