軽油小売価格／全国平均152.9円、8週連続で値下がりも地域でバラツキ目立つ

経済産業省資源エネルギー庁が11月1日に発表した、10月30日時点の軽油の全国平均小売価格は、1リッター当たり152.9円で、前週に比べ0.2円の値下がりとなった。値下がりは8週連続。

ただ、ほぼ全国的に値下がりが続いた前週までと異なり、横ばいまたは値上げとなった地域も増えており、全体としては価格が落ち着きつつある。

県別では24都府県で値下がり。最も値下げ幅が大きかったのは大分で3.2円、次いで東京が2.9円、福岡1.9円となった。

一方、長野2.1円、島根1.4円、富山1.3など18道県では値上がり。また青森、新潟、三重、福井、岡山の5県は横ばいだった。

1リッターあたりの価格が最も安いのは徳島で142.7円。以下、岩手146.9円、宮城147.1円、埼玉147.1円、神奈川147.8円の順。

一方、高いのは長崎の165.1円で、以下、鹿児島162.2円、鳥取161.3円、長野160.6円、山形158.8円となっている。