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2023年12月12日 13:39 / 車両・用品
日本トレクスは12月11日、トレーラのブレーキ・バルブ凍結による車両火災について注意を促した。
ブレーキ機器が凍結すると非常に危険な状態となるため、凍結を防止するためにエア・タンクの水抜きを励行すると共に、特に冬期に入る前にブレーキ機器の点検整備を行い、ブレーキ用エアに含まれている水分の除去を行って欲しいという。
また、エア・タンクからの水抜きは、道路運送車両法で使用者または運行する人により日常(運行前)点検することが義務付けられており、車両を安全に運行するために非常に重要なことでもある。
エア・ドライヤを装着した車両においても水抜きを励行し、車両の安全な状態を確保、エア・タンクから多量の水分が排出されるときは、エア・ドライヤの機能が低下している可能性があると指摘している。
ブレーキ用エアに含まれる水分は、ブレーキ機器の潤滑油を洗い流して作動を妨げ、冬期においては凍結して作動不良になる危険性がある。これらの問題を解決するためトラクタにエア・ドライヤが装着されているが、性能を維持するためには定期的な点検整備が必要となる。
乾燥剤やフィルタなどの交換時期等については各トラクタ・メーカの取扱説明書やメンテナンス・ノートに従って欲しいという。
<エア・ドライヤ>
さらに、リレー・エマージェンシ・バルブはトラクタから送られたブレーキ用エアをコントロールし、トレーラ各輪のブレーキを作動させる重要な機能を有していると指摘。
ブレーキ用エアに水分や埃が含まれているとブレーキ機器の作動を妨げ、さらに凍結すると作動不良となり危険な状態になる。そのため、冬期に入る前には凍結防止のため必ず点検整備を行い、水分の除去および清掃を実施して欲しいと呼びかけている。