ブリヂストン 決算/春の履き替え需要遅れ、国内TBタイヤは大幅減
2024年05月13日 15:22 / 業績
ブリヂストンが5月13日に発表した2024年12月期第1四半期決算によると、売上収益1兆641億1500万円(前年同期比2.0%増)、営業利益1177億5500万円(7.6%減)、親会社に帰属する当期利益866億200万円(4.3%減)となった。
期間中のトラック・バス用タイヤ需要については、売上収益2347億円(4%増)、営業利益646億円(13%)で利益率は10.9%(0.8ポイント増)となった。
ただし本数では前年を下回った。新車用は日本は前年比12%増と伸長するものの、自動車メーカー各社の減産により北米は14%減、欧州は19%減。グローバルでは11%減となった。
一方、市販用はグローバルで12%減。北米は流通在庫が正常化し3%減、欧州は景気低迷から各ディーラーが在庫を絞る傾向が継続するものの7%減に留まったが、日本は24%減と大幅減。この要因として春の履き替え需要遅れと、前年の値上げ前の駆け込み需要、さらに低採算領域の削減の影響を受けたものとしている。
通期は、売上収益4兆4300億円(2.7%増)、親会社に帰属する当期利益3590億円(8.4%増)を見込んでいる。
最新ニュース
一覧- 公正取引委員会/取適法施行で137人増員、「取引適正化検査管理官」新設を要求 (12月12日)
- 国土交通省/ドライバーへの契約外の押し付けは禁止、Youtubeショート動画を公開 (12月12日)
- 公正取引委員会/センコーに「無償の荷役作業・長時間の荷待ち」で初の勧告 (12月12日)
- センコー/取引先1000社以上対象「無償の荷役作業・長時間の荷待ち」全国調査 (12月12日)
- 運輸労連/賃上げ要求「1万7300円」、26春闘基本構想を示す (12月12日)
- ギオン、アサヒロジスティクス/競合企業2社で共同勉強会「他流試合」開催 (12月12日)
- ボルボ・トラック/都市部での輸送に適した中型EVトラックに14トンモデルを追加 (12月12日)
- Kia/小型商用EVバン「PV5カーゴ」が欧州の安全性能評価で最高ランクを獲得 (12月12日)
- 中国SANY/第4世代自動運転大型トラック量産体制を整備、26年から商用運行を開始 (12月12日)
- 愛知県トラック協会/オンライン就職面談会への出展企業を募集、20社限定 (12月12日)
- JL連合会/25年11月全国取引高は前年同月比8.6%減、中国の渡航自粛も影響か (12月12日)
- 道央道/登別東IC~白老IC(札幌方面)一部区間、橋梁付属物損傷で時速50kmの速度規制 (12月12日)
- 圏央道/坂東IC~常総IC間に「坂東PA」来年1月31日新設、駐車場は大型33台・特大車2台対応 (12月12日)
- 能越道/のと三井IC~のと里山空港ICなど、2025年内に震災前と同程度の走行性確保 (12月12日)
- 中部運輸局/桑名市のトラック運送事業者に事業停止30日間、累積違反点数54点 (12月12日)
- 三井物産/米ベンチャー企業と覚書を締結、100%バイオディーゼル後付装置の販売権獲得 (12月11日)
- メルセデスベンツ・トラック/新世代の大型EVトラック「eActros400」量産を開始 (12月11日)
- 年末年始安全総点検/石原物流・自動車局長がヤマト運輸の点検実施状況を査察 (12月11日)
- 業種別倒産発生予測/道路貨物運送業の42社に1社が倒産の危険性 (12月11日)
- 特定技能外国人ドライバー/6割以上の企業が採用に消極的、日本語能力と運転技術に懸念 (12月11日)
