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2024年06月06日 14:54 / 経営
三菱ふそうトラック・バスは、台湾で小型EVトラック「eキャンター」新型モデルを発売した。台湾での「eキャンター」の販売は今回が初。また「eキャンター」の海外展開市場としては6番目となる。
台湾で販売するeキャンターは、車両総重量5トン及び8.55トンモデルで、ホイールベースやボディ、ePTO(動力取り出し装置)の多様なオプションを設定。また衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト5」、車両接近通報装置(AVAS)、車線逸脱警報装置(LDWS)、車両安定性制御装置(ESP)などの先進安全システムも標準装備している。
台湾は、2050年までのネットゼロエミッションのロードマップを策定しており、eキャンターは同タイミングでの販売開始となる。三菱ふそうは、eキャンターを販売することで、台湾で企業や物流事業者がゼロエミッション計画を達成するための持続的なソリューションを提供する、としている。
台湾の販売代理店で合弁会社のダイムラー・トラック・アジア台湾(DTAT、台北市)のクリスティン・リン会長は、台湾の地方道路や多くの公共充電施設で2年間、累計5万kmに及ぶ信頼性試験を実施した上で、台湾市場での発売に至ったと説明。またDTATでは、台湾全土の7カ所にeキャンター専用の修理・メンテナンスサービス拠点を設置し、顧客のEVトラック移行をサポートする。