労務に関する最新ニュース
一覧- 労働力調査/9月の運輸業就業者数は1.7%増加 (10月30日)
- 厚労省/賃金引上げ等の調査結果を公表、運輸業の引き上げ率は最下位 (10月28日)
- 陸災防/年末・年始労働災害防止強調運動を12月1日からスタート (10月21日)
- 2024年問題影響調査/多くのドライバーが荷待ち時間の削減を要望 (09月26日)
- 全ト協/「トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」を公表 (09月13日)
2024年06月10日 11:32 / 労務
交通労連は2024春闘について、6月3日時点で206組合が決着したと公表した。
賃上げ率は平均3.05%となり、前年同期を0.71ポイント上回った。全体では約7割の組合が前年実績を超え、特に300人未満の規模で前年対比が全体を上回るなど健闘している。
このうちトラックは、52組合が妥結。妥結平均は7591円(2.97%)、同一組合の前年対比では1298円(0.63ポイント)となった。
臨時給では4割以上の組合が前年実績に上積みを果たし、同額・同月以上を含めると9割を超える組合で前年実績以上を確保した。また、初任給の引上げや、60歳以降の処遇改善、休日増、通勤手当の増額など労働条件の改善も進んでいる。