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2024年07月01日 16:09 / 交通
近畿地方整備局は7月1日、昨年10月22日に開通した国道9号笠波トンネル(延長1744m)を含む延長2.4kmのバイパス区間について、開通後の交通状況と整備効果について公表した。
まず交通量については、約9割の車が開通区間を通行。開通前の国道9号(現道)の交通量は約4830台/日(平日)だったが、バイパス区間開通後は約540台/日となり、バイパス区間は約4210台/日となった。
走行速度は、開通前の国道9号(現道)では、大型車の約20%が平均速度40km/h未満に対し、今回開通区間では、大型車の約2%が平均速度40km/h未満となり、約18%の改善となった。
走行安定性では、横揺れ・急制動の発生頻度改善が、開通前の国道9号(現道)では15.4回/100台(うち横揺れ11.4回/100台)が、開通区間では10.2回/100台(うち横ゆれ1.3回/100台)と発生頻度が約2/3に低減。そのうち横揺れは約1/10と大きく減少している。
なお、今後については、降雪時の走行車両のスタック回避や交通事故の減少など、さらなる効果が期待される。