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2024年11月19日 16:52 / 経営
厚生労働省鳥取労働局は、荷主と協力して長時間労働の削減をはじめとする働き方改革に積極的に取り組んでいる貨物自動車運送業の企業とその荷主企業を「ベストプラクティス企業」として、11月27日に意見交換を実施する。
この取り組みは、厚生省が11月に実施している「過重労働解消キャンペーン」の一環として行われるもの。運送企業のベストプラクティス企業には日本海運輸、荷主企業には日段が選定されている。
ベストプラクティス企業の主な取組内容は、(1)勤務中の荷待ち時間の削減や納品時間の緩和などを運送企業と荷主企業で協力して取り組むことにより労働時間の削減を実現、(2)荷台が水平方向に動くトラックの導入や、パレット輸送の導入に運送企業と荷主企業が協力して取り組み、荷役作業時間を大幅に削減、(3)運送企業と荷主企業の間で運賃改定を定期的に行い、ドライバーの賃金引上げやドライバーの増員を積極的に実施、(4)運送企業において、労務管理システムを用いてドライバーの拘束時間や運転時間を日々把握し、月末に事後的に管理するのではなく、ドライバーごとの日々の労働時間を踏まえた配車計画を実施など。
鳥取労働局では、「ベストプラクティス企業」の取組事例を広く紹介することで、鳥取県内における働き方改革の推進及び過重労働解消に向けた機運の醸成を図りたいとしている。