施設・機器・IT に関する最新ニュース
一覧- センコー/トラック中継輸送施設「TSUNAGU STATION浜松」に休憩施設を増設 (02月14日)
- 古河ユニック/長野営業所を移転し「架装工場」新設、近隣販売会社の架装支援 (02月14日)
- 東海電子/2024年導入実績「スマホ連動連動型」前年比2.5倍4647台 (02月14日)
- 軽油小売価格/全国平均164.2円、前週より0.1円値下がり (02月13日)
- ネミエル/睡眠を手軽に評価できる新サービスを提供開始 (02月13日)
2025年01月29日 14:58 / 施設・機器・IT
三菱ふそうトラック・バスは、小型EVトラック「eキャンター」の使用済みバッテリーを蓄電システムに再利用(リユース)する「バッテリーセカンドライフ」の実証実験を2月から実施する。
実証実験は、次世代型蓄電池の開発を行うCONNEXX SYSTEMS(京都府精華町)と共同で実施。「eキャンター」従来型モデルの使用済みバッテリーを車両から取り外し、CONNEXX SYSTEMSが開発するEV用充電器一体型の蓄電システム「EnePOND EV Charger(仮称)」の電源として再利用する。
<「eキャンター」と「EnePOND EV Charger」 >
2025年2月より、京都府向日市の市役所に「EnePOND EV Charger」を設置し、市のEV公用車の充電に使用する。また2025年中盤を目途に、三菱ふそうの川崎製作所構内でも「EnePOND EV Charger」をEVトラック等の充電に用いる予定。
三菱ふそうとCONNEXX SYSTEMSは、この実証で「EnePOND EV Charger」の実用性を検証することで、使用済みの「eキャンター」バッテリー再利用の用途確立と、2026年を目標とする実用化への検討を進めていく。
また、蓄電システムでの役目を終えたEVバッテリーは、「材料回収」を行い、次の世代へとつなげていく。三菱ふそうは、使用済みバッテリーの循環経済(サーキュラーエコノミー)を確立することで、バッテリーの資源価値を最大化し、EVのトータルコストの低減およびEVシフトのさらなる加速につなげることを目指すとしている。