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2025年02月14日 16:10 / 経営
欧州自動車工業会(ACEA)は2月11日、EUに対して、大型車をゼロエミッション車(ZEV)への移行を進めるには、さらなるインセンティブが必要と訴えた。
欧州では、社用車についてZEVの割合を増やすために法制化の議論を進めているが、主に中小型車が中心で、大型車については除外されている。
EU市場での大型トラック(3.5トン以上)とバスに占めるZEVの割合は、大型トラックでは2.3%、バスは15.6%に留まっており、この割合を高めるにはEUとしてだけではなく、法規制を含め、加盟国レベルでも取り組みが必要としている。
ACEAでは、ZEVトラックへの移行は、車両の総所有コストが最も重要と指摘。輸送、物流、エネルギーバリューチェーン全体の調整も必要とし、特にカーボンプライシングの適切な炭素価格設定は、ゼロエミッションへの移行を可能にし、加速させる上で極めて重要な役割を果たすとしている。
ZEVを収益性高く運用できなければ、移行には勢いが欠け、輸送事業者はゼロエミッション車への投資を遅らせたり、行わなかったりするだろう、と警告している。