ティアフォー/米企業と提携、レベル4自動運転トラック実用化を加速
2025年03月11日 14:10 / 施設・機器・IT
ティアフォーは3月10日、End-to-End AIを活用した自動運転システムの開発を手掛けるPlus(米カリフォルニア州)と提携したことを明らかにした。Plusと日本の自動車メーカーとの協業を活かしながら、日本市場向けに自動運転トラックを提供し、効率的な貨物輸送の実現を目指す。
Plusとの共同開発は段階的に進め、まずティアフォーが開発を主導する自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」と、Plusが開発中のEnd-to-End AIを活用した自動運転システムを結合し、自動運転レベル4水準の評価を実施。日本市場向けに最適化した自動運転トラックの実証実験および社会実装を推進する。
その後、拡張性の高いプラットフォームとして進化させ、トラック以外のさまざまな領域にも適用可能な「自動運転2.0」指向のソリューション提供を目指す。
ティアフォーの加藤真平社長CEOは「ティアフォーでは、パートナーと共創することで最先端の自動運転システムを提供することを事業の中心に据えています。Plusはグローバルなスタートアップ企業として、欧米の主要な商用車メーカーの自動運転システム開発を支えています。Plusと共に、自動運転2.0の実現に向けた技術開発を加速していきます」とコメント。
またPlusのデビッド・リウCEOは「運転手不足と高齢化を抱える日本において、自動運転トラックが解決策の一つになると考えています。Plusが開発する自動運転2.0に向けた生成AIを基盤とする自動運転技術と、グローバルな車両メーカーとの自動運転トラックの導入経験を活かし、ティアフォーと共に日本での自動運転トラックを展開していきます」と今後の展望を述べている。
■ティアフォー(https://tier4.jp)
最新ニュース
一覧- いすゞ/中型トラック「フォワード」を改良、先進安全装備を強化、9速DCT「ISIM」も設定 (11月27日)
- 日野自動車/羽村工場移管に伴う会社分割契約を締結 (11月27日)
- 資源エネルギー庁/長野県石油商業組合北信支部のカルテル受け、全国石油商業組合連合会に「法令遵守」指示 (11月27日)
- 軽油補助金/11月27日から17.1円に拡充、暫定税率廃止と同額の引き下げが実現 (11月27日)
- 軽油小売価格/全国平均149.2円(前週比マイナス0.8円)和歌山・佐賀・京都・鳥取・島根は値上り(25年11月25日) (11月27日)
- アース製薬/ブラックフライデーに合わせ、宅配ドライバーに感謝を伝えるキャンペーンを実施 (11月27日)
- 運輸業・郵便業/25年9月の求人数は、前年比0.7%増の4万5178人 (11月27日)
- ドライバー職/25年10月パート・アルバイト募集時平均時給、東日本1369円・西日本1267円 (11月27日)
- 日本郵便/11月は87郵便局・331両の軽貨物自動車の使用停止処分終了 (11月27日)
- 鳥取運輸支局/農産物輸送の安定確保へ向け意見交換会、12月3日開催 (11月27日)
- 佐賀運輸支局など/バス・タクシー・トラック・自動車整備合同企業説明会、来年1月22日開催 (11月27日)
- 東九州道/12月12日に宇佐IC~院内ICの4車線化工事が完成 (11月27日)
- 東北中央道/12月3日から順次、相馬IC~伊達中央ICを通行止め (11月27日)
- 関東運輸局/25年11月13日、第一種貨物利用運送事業3社を新規登録 (11月27日)
- 関東運輸局/25年11月20日、大型車や中型車に対応する自動車特定整備事業2社認証 (11月27日)
- 関東運輸局/25年10月の行政処分、輸送施設の使用停止(260日車)など13社 (11月27日)
- 三菱ふそう/「スーパーグレート」1607台をリコール、保安基準に抵触 (11月27日)
- 三菱ふそう/「スーパーグレート」に第5輪荷重20トン対応車を新たに追加 (11月26日)
- 三菱ふそう/小型EVトラック「eキャンター」の生産設備を公開 (11月26日)
- 国土交通省/金子大臣「トラック適正化2法で、ドライバーのさらなる賃上げを図っていく」 (11月26日)
