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2025年06月13日 15:39 / 車両・用品
カンダホールディングスは3月、グループ初となるFC(燃料電池)トラックを試験導入した。6月12日に発表した中期経営計画2025年4月~2028年3月で明らかにした。
今回の試験導入は、事業用トラックメーカー各社が共同設立した「Commercial Japan Partnership Technologies(CJPT)」が東京都と進める社会実装に関する取り組みに参加するもの。
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」として、NEDOから交付を受けたCJPTからの業務委託によりカンダHDも参画し、導入における課題の解決手段について検証を行う。
FCVとは、車両に搭載した燃料電池で水素と酸素を化学反応させて発電し、その電気でモーターを動かして走行する仕組み。排出されるのは水のみで、走行時に二酸化炭素や有害ガスを排出しない、環境に優しい車両となっている。また、外部給電機能を使用することで、災害時等において非常用電源として活用できる。
燃料となる水素の供給インフラ(水素ステーション)の整備にはまだ時間がかかるが、国が掲げるカーボンニュートラルの達成に向けて、その実用性について研究を続けている。