ハコベル/車両台数を増やさずに荷量増加に対応できる新機能を搭載

2025年07月09日 16:25 / 施設・機器・IT

ハコベルは、配車計画支援システム「ハコベル配車計画」に「定期配送・固定ルート組支援機能」を新たに搭載した。

この機能は、想定以上の荷量増加が発生した場合や、急な欠車により他のドライバーが担当するなどの場合、従来の固定ルートを維持しようとすると配車組みが困難となるケース等に対応し、「定期配送の安定性」と「繁忙期の柔軟性」を両立するための仕組みとして開発されたもの。

納品先ごとに車両・ドライバーを固定したいという配送現場において、普段の納品先への配送を優先しつつ、車両台数をなるべく増やさずに荷量増加に対応できるようなルート組ができる。

これまでの計算ロジックでは、いかに少ないトラック台数で配送を行うかという、配送コストの最適化を優先するために、納品先ごとの車両・ドライバーの固定が考慮されないケースがあった。これに対して、「定期配送・固定ルート組支援機能」では、納品先ごとの車両・ドライバーの固定を考慮しつつ、配送コストの最適化計算も行うことで、多店舗展開企業や量販店向けの配送にマッチした計画立てができる。

<繁忙期対応の例>
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<欠車時対応の例>
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納品先とドライバーの組み合わせを「高・中・低」など任意のランクで分類し、通常時はランクの高い組み合わせを優先的に割り当て、習熟度の高いルートを作成する。しかし、荷量と車両台数にギャップがある場合には、高ランクに設定した固定ルートの組み合わせも加味しつつ、中~低ランクの納品先の割り当て量を増やしたルートを生成する。これにより、需要とリソースの増減に柔軟な対応を可能にしている。

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