T2/自動運転トラックによる外食チェーン向け包材の幹線輸送の実証を7月から開始

2025年07月22日 11:24 / 経営

T2は、三井物産サプライチェーン・ソリューションズ(MSS)、ザ・パック(大阪市)と自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証を、7月より関東・関西間の高速道路一部区間で開始した。

この実証は、外食チェーン向け配送を担い、サプライチェーン最適化を推進するMSSと、外食チェーン向け製品のサプライヤーであるザ・パックの協力を得て開始したもの。T2のレベル2自動運転トラックを用いて、関東・関西にそれぞれ所在するMSSの物流拠点とザ・パックの工場との間で貨物を輸送し、自動運転による持続可能な物流オペレーションが実現できるか検証する。

<ザ・パック東京工場とT2のトラック>
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実証は7月10日から開始し、計4回(往復)を予定。T2が全体マネジメント、実験用車両の提供を行い、ザ・パックが外食チェーン向け貨物を提供、MSSが外食チェーン向け貨物の受け入れおよびサプライチェーンの管理を担当。

実証はドライバーが乗車し、レベル2相当で実施。貨物を積載した幹線輸送における自動運転の走行ルート及び走行リードタイムの検証と、想定したオペレーションパターンの有効性を検証する。

T2は、今回の実証結果を踏まえて、2027年から開始するレベル4自動運転トラックによる幹線輸送においても、MSSおよびザ・パックの2社との連携を検討していく。

T2/酒類・飲料4社と自動運運転トラック幹線輸送の実証を開始

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