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2025年07月24日 14:41 / 車両・用品
極東開発工業は7月24日、国土交通省に1台積み積載車(キャリアカー)「フラトップZero」「フラトップZero2」のリコールを届け出た。
今回届け出たリコールは、「架装物制御用コントローラのプログラムの不具合」と「各動作の検知方式及び制御プログラムの不具合」の2件。どちらのリコールも対象となる車種は、三菱ふそう「キャンター」「ファイター」、日野「デュトロ」「レンジャー」、いすゞ「エルフ」「フォワード」、トヨタ「ダイナ」、日産「アトラス」、マツダ「タイタン」。
・架装物制御用コントローラのプログラムの不具合
対象は、2023年12月26日~2025年2月14日に製造された)「フラトップZero」「フラトップZero2」819台。
架装物制御用コントローラの制御プログラム設計が不適切なため、プログラムが一部消失することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、荷台をスライドさせる事が出来ないおそれがある。
極東開発工業では、全車両、架装物制御用コントローラのプログラムを書き換える。
これまでに事故はないが、11件の不具合が報告されている。
・各動作の検知方式及び制御プログラムの不具合
対象は2024年6月26日~2025年4月3日に製造された「フラトップZero2」257台。
各動作の検知方式及び制御プログラムにおいて、設計検証及び評価不足により、検知不備及び制御プログラムのエラーが発生し、作動停止してしまうことがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、荷台をスライドさせる事が出来ないおそれがある。
極東開発工業では、全車両、各動作の検知方式及び制御プログラムを対策品に交換する。
これまでに事故はないが、108件の不具合が報告されている。
■型式等は下記URLを参照
架装物制御用コントローラのプログラムの不具合
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001901888.pdf
各動作の検知方式及び制御プログラムの不具合
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001901891.pdf