フォロフライ/3トン積み新型EVトラックなど3車種を10月29日東京・名古屋で同時発表
2025年10月20日 15:31 / 車両・用品
商用EVメーカーのフォロフライは、新型EVトラックなど3車種を10月29日、東京(ジャパンモビリティショー2024)、名古屋(トラックワールド:スマート物流EXPO併催)で同時発表する。
今回発表するのは、1トンクラスEVバン「F11VS」、軽EVトラック「FKT-B」、GVW6トンのEVトラック「F3T-B」。3車種は、ボルボ(乗用車)などを傘下とするジーリーホールディンググループの商用車メーカーFarizon社や、国内軽EVで実績豊富なASF社などとの提携により実現したもの。いずれも先進安全装備を標準搭載し、充実した快適性能を備えたモデルとしている。
・F3T-B
車両総重量6トン、最大積載量3トンの都市部配送に特化したEVトラック。名古屋会場で展示される。
詳細はまだ公表されていないが、ボディサイズは全長5995mm×全幅2185mm×全高3120mm。103kWhのバッテリーを搭載しており、航続距離は300km。普通充電の他、CHAdeMO方式の急速充電にも対応を予定している。
【F3T-B 主要諸元】
サイズ:全長5,995mm × 全幅2,185mm × 全高3,120mm
荷室寸法:長4180mm × 幅2100mm × 高2100mm
バッテリー:103kWh /航続距離300 km
走行性能:最高出力115kW/最大トルク350Nm
充電規格:普通充電/急速充電(CHAdeMO)対応予定
最大積載量:3,000kg
車両総重量:6,000kg
乗車定員:3名
EVバン「F11VS」は、Farizon社との提携により実現した、積載量1トンクラスのEVバン。東京、名古屋の両会場で展示される。
ボディサイズは全長4990×全幅1980×全高2010mmで、ハイエースに近いサイズ。82.8kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は479km(WLTPモード)。最大積載量は1100kg。
普通充電のほか、CHAdeMO急速充電にも対応。追従機能付きクルーズコントロールや、360°全方位モニターなど充実した安全装備を備える。またシートヒーターやベンチレーションなど多くの快適性能も搭載している。
【F11VS 主要諸元】
サイズ:全長4,990mm × 全幅1,980mm × 全高2,010mm
荷室寸法:長2,690mm × 幅1,700mm × 高1,380mm
バッテリー:82.8kWh /航続距離479km(WLTP)
走行性能:最高出力170kW/最大トルク336Nm
充電規格:普通充電・急速充電(CHAdeMO)対応
最大積載重量:1100kg
車両重量:2,250kg
乗車定員:2名
安全装備:運転席・助手席エアバッグ、後退時車両接近警報、車線変更支援、衝突被害軽減ブレーキ、歩行者衝突警告、追従機能付クルーズコントロール、360°全方位モニター、オートライトなど
快適設備:全席ヒーター及びベンチレーション付シート、ヒーター付ステアリング、チルトステアリング、スマートキー、オートエアコン、CarPlay対応など
・FKT-B
既に市場投入済みの軽バンタイプ「FKV」に続く、軽トラックバージョン。同社が出資するASF社との共同開発モデル。
軽EVでは国内最大サイズとなる30kWhのバッテリーを搭載し、最大積載量350kgの荷箱を装備、住宅街の細かな配送ニーズに最適な仕様としている。
名古屋会場で展示。詳細は29日以降発表予定。
【FKT-B 主要諸元】
サイズ:全長3,395mm × 全幅1,475mm × 全高1,980mm
荷室寸法:長1,530mm × 幅1,320mm × 高1,230mm
バッテリー:30kWh
走行性能:最高出力30kW/最大トルク120Nm
充電規格:普通充電/急速充電(CHAdeMO)対応
最大積載量:350kg
車両重量:1090kg ※架装前
乗車定員:2名
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