ギオン/同社初のドライバーコンテストを実施、9名が技術と知識を競い合う
2025年12月05日 11:22 / イベント・セミナー
ギオンは、11月25日に同社初の「ドライバーコンテスト」をギオン厚木センター(神奈川県)で実施、全国から選出された代表ドライバー9名が腕を競い合った。
このコンテストは、全社的な安全意識の向上およびドライバーの運転技能向上、事故削減を目的に実施したもの。同社は事故発生率5%(事故発生件数/保有車両台数)以下の達成を目指し、自社トラックへのAIドラレコの導入やフォークリフト競技会の実施など、安全運行に関する継続的な取り組みを行っており、その一環として初の試みとして実施した。
<実技競技>

当日は、午前中に実技競技と安全講習座学、午後に学科試験を実施した。実技競技は、4トン車を使用し、出入り口が一つしかない四角形の狭いスペースに前進で進入し、切り返しを行いながら方向転換して前進で脱出する「たこつぼコース」を実施。プロドライバーに求められる、正確な車幅感覚と高度な車両操作技術が試された。
実技競技後には、いすゞ自動車首都圏の協力で、安全運転の基本と最新の知識を確認する安全講習座学を行い、ドライバーとしての安全意識を統一。また午後は、法令や事故防止の根幹となる知識を問う学科試験を実施し、技能だけでなく知識面からも安全作業の基礎力が総合的に評価された。
<学科競技>

結果は、川崎生鮮センターのドライバー・Sさんが優勝。Sさんは「運行管理を担当する者として、実技・学科ともに良い成績で優勝することができ、ほっとしています。特に、実技で満点を取ることができたのは嬉しく思います。これからは、後輩たちが私の後に続いてコンテストに挑戦してくれることを願っています。技術と知識を磨き、ギオンの安全水準をさらに高めていけるよう、日々の業務に取り組んでいきます」と話した。
<参加した選手のみなさん>

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