T2は今年1月、レベル2自動運転トラックによる「関東ー関西間の1日1往復」の運行を国内で初めて実証した。これにより、レベル4で前提となる連続運行に必要なオペレーションが確認出来たとしている。
<実証の様子>

この取り組みでは、物流事業者7社が協力し、48時間以内に関東ー関西間で2往復の運行を達成。さらに、一般道を運行するトラックへのコンテナの移し替え手順も確認した。
今回の実証では、「関東ー関西間の1日1往復」を前提にしたオペレーションの有効性を確認するため、佐川急便、鈴与、西濃運輸、日本郵便、福山通運、フジトランスポート、三井倉庫ロジスティクスの7社が協力。1月27日~29日にかけて、約400キロの高速道路区間で実証を行った。
<実証のフロー>

具体的には、T2が設置を進める「切替拠点」を想定し、神奈川県厚木市と京都府八幡市の物流施設を使用。高速道路ではT2のレベル2自動運転トラックを使用し、一般道では鈴与とフジトランスポートのトラックを運行した。実証の結果、トラック1台あたり約48時間以内に2往復を達成したほか、スワップボディタイプのトラックを使用してコンテナを移し替えるデモンストレーションも行い、詳細な手順とリードタイムを確認した。
この結果は、2月18日に開催された「自動運転トラック輸送実現会議」の全体会合で共有され、今後のレベル4運行に必要となるオペレーション構築に役立てられる。
現在、ドライバーの拘束時間が1日最大15時間と定められているため、関東ー関西間では片道運行が限界とされている。しかし、T2が2027年度に目指すレベル4自動運転トラックを用いた幹線輸送サービスでは、ドライバーの乗車が不要となり、1日1往復が可能となることで輸送能力は少なくとも2倍に高まると見込まれている。
T2、三井倉庫ロジスティクス/クロスドックと自動運転トラックによる混載輸送実証を開始、国内初
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