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2023年05月31日 10:47 / 経営
国土交通省は5月30日、貨客混載制度の実施区域を見直し、過疎地域以外でもバス・タクシー車両で貨物の運送を可能にすると発表した。6月30日より施行される。
貨客混載制度は、これまで乗り合いバスは全国で認められていたが、貸切バス事業者、タクシー事業者、トラック事業者は過疎地域または過疎地域とみなされた区域で、人口3万人に満たない市町村で認められていた。
しかし調査の結果、過疎地域以外でも貨客混載に対するニーズが確認できたことから、実施区域を見直し、貸切バス、タクシー、トラックでも全国で実施可能とする。
<貨客混載制度の実施区域見直し>
現在は、過疎地域においてタクシーで医薬品や生活用品、乗り合いバスでの農水産物運送などが実施されているが、今後は過疎地域以外でも活用が広がっていくものと期待される。