国交省/先進安全自動車導入取り組みなど支援開始
2024年07月29日 15:45 / 経営
国土交通省は、自動車運送事業における交通事故防止の観点から、先進安全自動車(ASV)や運行管理の高度化に資する機器の導入等に対する補助金の申請受付を、7月30日から開始する。
申請受付場所は、TOPPAN 申請ポータルサイト(https://hogo-zoushin.jp/)。
この取り組みは、バス、タクシー、トラック運送事業者等の交通事故を防止する「事故防止対策支援推進事業」として実施されるもの。先進安全自動車の導入に対する支援、運行管理の高度化に対する支援、過労運転防止のための先進的な取組に対する支援、社内安全教育の実施に対する支援が行われる。
補助対象者は、一般乗合旅客自動車運送事業者、一般貸切旅客自動車運送事業者、一般乗用旅客自動車運送事業者、特定旅客自動車運送事業者、一般貨物自動車運送事業者、特定貨物自動車運送事業者に該当する中小企業者。ただし「先進安全自動車の導入に対する支援」については、一般貸切旅客自動車運送事業者に限り中小企業者以外も対象となる。
<先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援・補助対象装置等>
先進安全自動車の導入に対する支援は、今年4月1日以降に購入したものが補助対象。事故自動通報システムの後付けのものについてはサブスクリプションによる導入も可とし、その場合の補助対象経費は「契約期間分の料金(初回契約分として一括払いした額に限る)」とし、補助上限額は1ヶ月分の料金×12ヶ月×1/2(中小企業以外の場合は×1/3)とする。
運行管理の高度化に対する支援は、デジタル式運行記録計(デジタコ)および映像記録型ドライブレコーダーで、国土交通大臣が認定したもの。補助率は取得経費の1/3で、機器1台あたりの補助限度額は、デジタコの場合、車載器2万円、事務所用機器10万円となっている。
過労運転防止のための先進的な取組に対する支援は、IT点呼機器、遠隔点呼機器、自動点呼機器など。補助率は取得に対する経費の1/2で、1事業者あたりの上限額は80万円となっている。
社内安全教育の実施に対する支援では、国土交通大臣が認定したコンサルティングメニューが補助対象で、補助率はコンサルティング利用に対する経費の1/3 。1事業者当たりの上限額は100万円となっている。
詳細はこちら(事故防止対策支援推進事業において実施する補助事業)。
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