T2/自動運転トラック緊急停止時の遠隔監視実証に成功
2024年08月01日 13:16 / 動画
T2は8月1日、KDDIとともに建設中の高速道路で行っている「高速道路の自動運転時代に向けた路車協調実証実験」で、自動運転トラックの緊急停止時における遠隔監視・指示の実証に成功したことを公表した。
<遠隔監視システムから自動運転トラックの停止・再発進に成功>

この実証実験は、NEXCO中日本が建設中の新東名・新秦野IC~新御殿場ICで実施しているもの。地震等の緊急事態を想定し、T2の自動運転トラックに遠隔監視システムから緊急停止指示を行い、安全を遠隔から確認した上で再発車指示を送信。その結果、自動運転トラックを停止・再発車させることに成功した。
また、交通事故等で自動運転の再開が難しい場合も想定し、現場に駆け付けた現場業務措置実施者と遠隔監視者との通話機能の検証も実施された。
T2は、レベル4自動運転トラックを活用した幹線輸送サービスの社会実装を目指し、昨年8月のKDDIとの資本業務提携以来、高速道路上での自動運転トラック運行に最適な遠隔監視システムの開発及び安全にトラックを運行するためのオペレーション検証を進めており、今回の実証実験への参加も、その一環として行われた。本実証実験で得た知見を通じて、T2はKDDIと共に遠隔監視システム及び自動運転トラック運行を支える体制構築を進め、安全な自動運転トラックの実装を目指していくとしている。
■(動画)自動運転トラックの緊急停止時における遠隔監視・指示の実証
最新ニュース
一覧- 公正取引委員会/取適法施行で137人増員、「取引適正化検査管理官」新設を要求 (12月12日)
- 国土交通省/ドライバーへの契約外の押し付けは禁止、Youtubeショート動画を公開 (12月12日)
- 公正取引委員会/センコーに「無償の荷役作業・長時間の荷待ち」で初の勧告 (12月12日)
- センコー/取引先の約1000社対象「無償の荷役作業・長時間の荷待ち」を全国調査 (12月12日)
- 運輸労連/賃上げ要求「1万7300円」、26春闘基本構想を示す (12月12日)
- ギオン、アサヒロジスティクス/競合企業2社で共同勉強会「他流試合」開催 (12月12日)
- ボルボ・トラック/都市部での輸送に適した中型EVトラックに14トンモデルを追加 (12月12日)
- Kia/小型商用EVバン「PV5カーゴ」が欧州の安全性能評価で最高ランクを獲得 (12月12日)
- 中国SANY/第4世代自動運転大型トラック量産体制を整備、26年から商用運行を開始 (12月12日)
- 愛知県トラック協会/オンライン就職面談会への出展企業を募集、20社限定 (12月12日)
- JL連合会/25年11月全国取引高は前年同月比8.6%減、中国の渡航自粛も影響か (12月12日)
- 道央道/登別東IC~白老IC(札幌方面)一部区間、橋梁付属物損傷で時速50kmの速度規制 (12月12日)
- 圏央道/坂東IC~常総IC間に「坂東PA」来年1月31日新設、駐車場は大型33台・特大車2台対応 (12月12日)
- 能越道/のと三井IC~のと里山空港ICなど、2025年内に震災前と同程度の走行性確保 (12月12日)
- 中部運輸局/桑名市のトラック運送事業者に事業停止30日間、累積違反点数54点 (12月12日)
- 三井物産/米ベンチャー企業と覚書を締結、100%バイオディーゼル後付装置の販売権獲得 (12月11日)
- メルセデスベンツ・トラック/新世代の大型EVトラック「eActros400」量産を開始 (12月11日)
- 年末年始安全総点検/石原物流・自動車局長がヤマト運輸の点検実施状況を査察 (12月11日)
- 業種別倒産発生予測/道路貨物運送業の42社に1社が倒産の危険性 (12月11日)
- 特定技能外国人ドライバー/6割以上の企業が採用に消極的、日本語能力と運転技術に懸念 (12月11日)
