キューソー流通システム、NEXT Logistics Japan(NLJ)、江崎グリコの3社は、9月2日よりダブル連結トラックを活用し、江崎グリコの菓子と異業種の荷物の同時輸送を開始する。
関東~関西間にて江崎グリコの菓子を輸送するとともに、兵庫県と神奈川県の拠点(NLJクロスドック)で、トレーラーの連結・切り離しを行い、異業種の荷物を同時に輸送。ドライバー交替は、中間地点の新東名・浜松いなさIC及び東京、兵庫のキューソーの拠点で行う。なお荷物は、約20度の定温品+常温品の組み合わせで運行する。
<運行スキーム>

ダブル連結トラックは、ドライバー1人で大型トラック2台分の輸送力を確保できるため、ドライバー不足の対策として期待される。また、中継拠点でドライバー交替することで、ドライバーの日帰り運行が可能となり、労働環境の改善が見込まれる。さらに、本運行によりCO2排出量を年間約20%削減できる見込み。
なお、3社は8月22日に運行出発式を開催。運行開始に先駆け、安全祈願を行った。
<(左より)キューソー流通システムの運送機能を担うキユーソーティス 赤松社長、キューソー流通システム 富田社長、江崎グリコSCM本部ロジスティクス部 竹下部長、NLJ梅村社長CEO>

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