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2024年09月10日 16:32 / 車両・用品
トーヨータイヤは9月10日、国内市場初の小型EVトラック専用スタッドレスタイヤ「NANOENERGY M951 EV(ナノエナジー エム キューゴイチ イーブイ)」を発売した。発売サイズは215/70R17.5 123/121Jの1サイズ、価格はオープン。
EVは、バッテリー搭載による車両重量の増大、パワフルな駆動力による加速性能の向上、回生ブレーキの使用などから、タイヤに対する負荷が高くなる。そのため小型EVトラック専用のスタッドレスタイヤとして開発したのがこの「NANOENERGY M951 EV」で、EV専用非対称パターンを採用し、氷雪上性能と耐摩耗性能を高次元で両立したのが大きな特徴となっている。
トレッドパターンは、リブ(縦溝)パターンによって耐摩耗性能の向上を図りつつ、大型ブロックパターンに高密度ウェーブ3Dサイプを配置。これにより、小型トラックが活用される小口配送で多いストップ&ゴーと、EV特有の高トルクによる早期摩耗を抑制しながら、高トルクに対応するトラクション性能と氷雪上性能を発揮する。
<NANOENERGY M951 EVのトレッドパターン設計>
コンパウンドには独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を活用。さらに、ゴムコンパウンドのエネルギーロスを低減できる独自のプロセス技術「Nano Composite Polymer(ナノ・コンポジット・ポリマー)」を用いて、最適なコンパウンドを設計。汎用スタッドレスタイヤM919比で、転がり抵抗を15%低減したうえ、耐摩耗性能を38%向上させ、航続距離が重視されるEVトラックに求められる「低電費」性能を実現している。