ロボトラック/3億円を資金調達、26年にレベル4完全無人運転実証を目指す

2025年03月31日 14:09 / 経営

自動運転大型トラックソリューションを開発するロボトラック(東京都中央区)は、このほど東京大学協創プラットフォーム、PKSHAアルゴリズム2号ファンド、AIS CAPITAなどを引受先とした第三者割当増資により、3億円の資金調達を実施した。

<自動運転トラック実証実験用車両>
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ロボトラックは、2021年に自動運転企業として米国で初めて上場したTusimple社の共同創業者によって設立された企業。Tusimple社は完全無人トラック、2023年に日本最高記録となる東名新東名高速で270kmのレベル4自動運転テストに成功するなどしたが、自働運転開発から撤退、社名も「CreateAI」に変更しAIアニメ事業に転換した。

ロボトラックは、Tusimpleの自動運転開発を引継ぐ企業で、2025年2月より新東名高速道路駿河湾沼津SA~浜松SA間100kmの走行テストも実施。今後、2025年11月には東京~名古屋間約300kmのレベル4相当実証実験を行う計画。2026年中には東京~大阪間約600kmでレベル4実証実験を行い、東京~名古屋間でレベル4完全無人運転実証実験を行う予定としている。

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