ビーイングHD 決算/1~3月「物流事業」売上高9.1%増の73億円

2025年05月20日 14:19 / 業績

ビーイングホールディングスが5月15日に発表した2025年12月期第1四半期決算によると、物流事業の売上高は73億6100万円(前年同期比9.1%増)、その他事業の売上高1億8900万円(1.6%増)となった。

企業全体の営業収益は75億5100万円(8.9%増)、営業総利益は9億円(30.0%増)、営業利益5億4500万円(63.8%増)、経常利益5億7000万円(71.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億2900万円(87.5%増)だった。

営業総利益は、自社開発の物流総合システム「Jobs」を利用した生産性向上、配送コースの見直しによる効率化といった原価コントロールを実施、また、新規稼働のイニシャルコストを削減したことが増益要因となった。一方で、賃上げや協力会社の料金見直しなど物流原価が増加、資源エネルギー高騰による燃料費、水道光熱費の増加がマイナスの影響となった。

<利益構造>
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人件費、管理スタッフなどの販売管理費は3億5500万円(1.1%減)、構内スタッフ・ドライバーの労務費、協力会社費用などの外注費と営業原価は66億5000万円(6.6%増)だった。

5月15日時点で、19都府県に62物流拠点を展開。従業員数は2409人、輸送力は1449台(うち自社車両322台)となっている。

通期は営業収益333億円(10.3%増)、営業利益25億円(11.4%増)、経常利益25億円(10.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益15億円(9.1%増)の見込み。

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