転職実態調査/40歳以上ドライバーの4割が現職に不安
2025年06月11日 15:00 / 労務
エッセンシャルワーカー向けキャリア支援サービス「レバジョブ」を運営するレバレジーズが実施した「40歳以上ドライバーの転職実態調査」で、約4割のドライバーが現職を続けることに不安を感じていることがわかった。
不安を感じる理由としては「体力・健康面での不安があるから(71.4%)」が最も多く、次いで「給与や待遇の維持が難しくなると感じるから(52.0%)」「会社・業界の将来性に不安を感じるから(33.7%)」となった。体力面への不安に加え、業界全体の先行きに対する不安も要素の1つとなっている。
<不安を感じる理由(複数回答)>
また転職経験について、40歳以降に「転職経験がある」との回答が半数を超え、転職回数は「5回以上(32.0%)」が最多。40歳以上での転職理由としては「収入アップのため(26.7%)」や「定年を見据え、長く働ける環境を選びたかったため(23.3%)」が多くなっている。
<これまでの転職回数>
<40歳以上での転職理由(複数回答)>
40歳以降での転職経験者が、企業選びで最も重視するポイントについては「給与(69.0%)」が最も多く、次いで「業務内容(44.0%)」「勤務地(41.4%)」。年代別にみると、全年代で「給与」が1位だが、2位は年代別で異なり、40歳以上60歳未満では「業務内容(44.1%)」、60歳以上は「勤務地(49.1%)」となった。60歳以上では、より「勤務地」が重視されることがわかった。
<企業選びで重視する点(複数回答)>
40歳以上での転職時に、年齢によるハードルの高さや制約を感じた経験がある人は約7割。「求人の選択肢が少なかった(70.9%)」や「書類選考の通過率が低かった(36.7%)」が挙げられている。また、年齢によるハードルの高さや制約を感じたタイミングとしても「求人探し(73.4%)」が最も多く、次いで「書類選考(46.8%)」が続いている。
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