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2025年06月13日 17:04 / 車両・用品
欧州ボルボ・トラックは、事前に設定された地理的エリア内で自動速度制限を作動させる新サービス「セーフティ・ゾーン」を開始した。
この新機能は、混雑した市街地におけるトラック交通の安全性向上、トラックデポ内での事故の減少、そして速度制限を誤って超過しないというドライバーのストレス軽減を主な目的として導入したもの。ボルボでは、ボルボトラックによる事故ゼロという長期ビジョンの実現に向けて、安全システムを継続的に開発している。
トラックがゾーン内で運行されている場合、ゾーン制限速度を超える加速はエンジンによって制限される。また、ゾーンに高速で進入した場合、トラックはゾーン制限速度に達するように自動的にブレーキを掛ける。
フリートマネージャーは、デジタルマップ上で地理的ゾーンを定義し、許容速度制限を設定し、各トラックがどのゾーンを使用するかを完全に制御可能。ドライバーは、メーターディスプレイで速度制限ゾーンにいるかどうか、設定された最高速度を確認できる。
この新しいサービスは欧州で販売されるボルボFH、FM、FMX(ユーロ6適合)および電動ドライブライン搭載車で利用可能。市街地の交通に適した電動ドライブラインのみを搭載した新型ボルボFMローエントリートラックも含まれる。新車トラックについては2025年6月から、既存車トラックについては9月から利用可能となる。