三菱ふそう/小型EVトラック「eCanter」を24年からインドネシアでも販売
2023年08月17日 13:09 / 車両・用品
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三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は8月14日、インドネシアの首都ジャカルタで8月10日から20日まで開催している「第30回GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS)」で、電気小型トラックの新型「eCanter」を公開、また小型トラック「キャンター」の特別仕様車、中型トラック「ファイターX」のオフロード仕様なども展示した。
同国での新型「eCanter」の公開は今回が初。24年からインドネシア市場への導入を予定している。
インドネシアはASEAN地域最大の自動車市場であり、FUSOブランドにとしても最大の海外市場。同国政府は、2030年までに世界の大中型車販売の30%をゼロエミッション車両とするという目標に賛同を表明しており、EVの導入にも積極的に取り組んでいる。
三菱ふそうでは、ジャカルタの首都圏エリアで新型「eCanter」を販売する。インドネシアでは、急速な成長から都市部での大気汚染が深刻な問題となっており、排出ガスを出さず、走行中の騒音も少ない電気トラックの普及は、人口約1千万人のジャカルタにおける生活の質の向上への貢献が期待される。
<「第30回GAIKINDOインドネシア国際オートショー(GIIAS)」で公開した
電気小型トラック「eCanter」新型モデル>
また、小型トラック「キャンター」は誕生60周年の節目を迎えたことを記念して、ドライバーモニターやディスプレイオーディオなど、ドライバーの快適性や安全性をサポートする機能を備えた特別仕様車両を展示。60周年記念ロゴ入り特別デザインのシートも採用している。60台限定で販売予定。
<インドネシア市場向け小型トラック「キャンター」の特別仕様車>
中型トラック「ファイターX」のオフロード仕様は、23年3月より販売中のモデル。インドネシアでは、山林や採石場での資源の収集と運搬に中型トラックが使われており、同モデルでは未舗装路や不整地での利用に合わせ、通常モデルよりも最低地上高を高く設定し、汚れが目立ちにくいマットブラックのフロントグリルや標準装備のラジエーターガードなどを装備している。
<中型トラック「ファイターX」のオフロード向けモデル>
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