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2025年07月11日 15:45 / 経営
東罐ロジテック、全国通運、JR貨物、T2の4社は、自動運転トラックと貨物鉄道を組み合わせた「モーダルコンビネーション」の実証を、7月14日より関東ー九州間で開始する。「往復」でのモーダルコンビネーションの実証は今回が初。
「自動運転トラック×貨物鉄道」のモーダルコンビネーションの取り組みは、2024年11月より日本通運・全国通運・日本フレートライナー・JR貨物・T2の5社で検討を開始。2025年6月に、北海道~関西間で初回の輸送を実施している。
今回の実証では、JR貨物とT2で共同開発した、モーダルコンビネーションの際に貨物列車からT2のトラックへ直接載せ替えが可能となる31フィートタイプの共用コンテナを用い、東罐興業が取り扱っている紙容器およびプラスチック製容器を輸送する。
<実証のルート/役割イメージ>
「モーダルコンビネーション」の実証として初めて「往復」の区間を設定。往路は、東罐興業の厚木工場(神奈川県)から大阪府までをT2のレベル2自動運転トラックで幹線輸送し、大阪府から福岡県までをJR貨物の貨物列車で輸送する。
復路は、福岡県から大阪府までを貨物列車で輸送し、大阪府から東罐ロジテックの北関東営業所(埼玉県)までを自動運転トラックで輸送。全通は、貨物駅と顧客の拠点間の集貨・配達を担当する。
4社はこの実証により、貨物列車からT2のトラックへの共用コンテナの積み替え作業、関東ー九州間における一貫オペレーション、自動運転トラック輸送区間を中心とした輸送品質について検証を進める。