ENEOS/日本初、全長9mのEVトラック対応の商用車専用充電ステーションを開設

2025年10月02日 17:17 / 施設・機器・IT

ENEOSは10月1日、日本初となるトラック対応の商用車専用EV充電ハブ「大井充電ステーション」を東京・品川区八潮地区に開設した。

<大井充電ステーション>
20251002ENEOS - ENEOS/日本初、全長9mのEVトラック対応の商用車専用充電ステーションを開設

同ステーションは、全長9mのEVトラックにも対応し、同時に最大6台の車両の急速充電が可能。EVトラックをはじめ、タクシーやバスも利用できる。

充電時間に休憩できる設備を併設している他、利用状況が常時確認できる「充電予約システム」により、充電待ちのない効率的な物流オペレーションを可能にしている。

<拠点の概要>
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充電待ちによる車両運行計画への支障や充電コスト削減目標の厳しさなどがEVトラック普及促進の課題となっているが、ENEOSは「充電予約システム」を用いて利便性の高い充電を提供、同時に需要を喚起・開拓することで充電価格の低減を実現し、課題を解決する。

これにより、物流事業者の効率的な車両運行計画策定への貢献と、経済合理性を両立した持続可能な充電ネットワークの構築を目指すとしている。

なお同ステーションは、今後4年以上の予定で、物流事業者等を対象に充電器の共同利用および「充電予約システム」の運用を通じた実証を行い、ステーションを利用できるのは原則実証参加会員のみとなる。

現在、実証にはASKUL LOGIST、SBSホールディングス、SBS即配サポート、ナカノ商会、日本ロジテムが参加を予定している。

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