セイノースタッフサービス/20代の即戦力、インド人トラックドライバー6名を採用

2025年11月11日 16:41 / 経営

西濃運輸グループで総合人材サービスのセイノースタッフサービスは10月14日、インド・オディシャ州で現地面接を行い、インド人トラックドライバー6名を採用した。同社の外国人ドライバー採用は今回が初。

<セイノースタッフサービスによる面接と選考を経て、選ばれたインド人トラックドライバー6名>
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この採用は、インドから日本への人材紹介を行っているナビスヒューマンリソーシズ(NAVIS HR、インド・バンガロール)が支援したもの。

NAVIS HRはインド東部・オディシャ州政府とMOU(協力覚書)を締結し、官民連携モデルに基づいてドライバー育成と海外就業支援を行なっている。州政府とインド大手商用車メーカー「アショック・レイランド」が共同で設立した政府公認のドライバー育成センターと連携、年間1万2000人以上のドライバーを育成し、NAVIS HRはこの施設からさらに厳選した人材のみを選抜。日本語・文化・職場マナーを日本人ネイティブ日本語講師資格保持者が直接指導し、日本の現場に適応できるよう徹底した準備を行っている。

<現地採用イベントの様子>
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今回採用されたドライバーは、すべて20代の若手で、日本語・運転技術・職業意識の3点を兼ね備えた即戦力人材。インドは日本と同じ右ハンドル・左側通行で運転感覚が近く、飲酒率も低く規律意識が高い(男性の約80%が非飲酒)ため、日本での運転業務に適しているという。また今回採用された6名は、インド国内で大型車両免許を取得済み、日本語を5カ月で習得(N4レベル)し、技能試験は全員一発合格だったという。

セイノースタッフサービスは「今後の物流業界において、インド人材は大きな可能性を秘めている」と捉えており、持続可能なドライバー人材の受け入れを積極的に計画している。

マルイ運輸/世界初、インド在住ドライバー2名を特定技能で採用

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