全日本トラック協会、全国ハイヤー・タクシー連合会、日本バス協会は、自由民主党本部8階ホールで、燃料価格高騰等経営危機突破総決起大会を開催した。
大会には、全日本トラック協会の坂本克己最高顧問、日本トラック協会の寺岡洋一会長、全国ハイヤー・タクシー連合会の川鍋一郎会長、日本バス協会の瀧修一副会長らが登壇。
自由民主党からは、トラック輸送振興議員連盟の加藤勝信会長、タクシー・ハイヤー議員連盟の松島みどり会長、バス議員連盟の逢沢一郎会長のほか、小林鷹之政務調査会長が登壇した。
また、国土交通省の岡野まさ子総括審議官、経済産業省の佐藤瞭商務・サービスグループ消費・流通政策課物流企画室室長補佐、資源エネルギー庁の永井岳彦燃料供給基盤整備課長、農林水産省の丸太聡物流生産性向上推進室室長、公正取引委員会の柴山豊樹企業取引課長など、関係省庁の幹部も参加した。
<燃料価格高騰等経営危機突破総決起大会>

決起大会では、「軽油を安定的に確保できる環境の整備」「軽油・LPガスの緊急的激変緩和措置の継続」「燃料価格高騰分の転嫁と燃料サーチャージの周知徹底」「軽油価格カルテルに対する徹底的な事実解明」を決議した。
<坂本最高顧問>

冒頭あいさつをした坂本最高顧問は、「トラック・バス・タクシーの3団体が集まれば、毛利元就の三本の矢ではないが、これほど強いものはない。軽油では、昨年9月にカルテルに関する報道があった。ある新聞の社説では、不当な価格調整は慢性的に低賃金で働くドライバーの賃上げを妨げかねない。人手不足と高齢化に直面する業界で、担い手はさらにあつまりにくくなってします。暮らしに欠かせない、産業の発展に欠かせない物流サービスの維持が揺らぎかねないと書いてあった。いまここに集まったのは、『欲しい時に、値ごろ感がある価格で、軽油が入ってこない』品不足がある。それでも、我々のところに、一番に軽油をご供給していただけなければならない。資源エネルギー庁の担当者さんも今日は、来ていただいたから、大丈夫だ。『いる場所に、いるだけ、値ごろ感で軽油が入ってくる』。今日の大会が、実りあるものとなり、やって良かったと思えるように頑張ろう」と述べた。
<寺岡会長>

寺岡会長は、「私どもは、国民生活、経済活動を支えるエッセンシャルワーカーとして、日夜懸命に努力をしている。しかし、中東危機という不測の事態が起きた。これは、私どもの生命線である油に大きくダメージを与えている。これは、もう我々3団体の力ではどうしようないといことで、今日、お集まりの皆さんのお力添えをお願いすべく、総決起大会を開催させていただきました。トラックのことだけを申しあげますと、各地の石油販売会社から、一方的な通達として、軽油の供給ができません。また、その量を減らさせてください。3割、5割カットしたいという通達がなされました。これは、一般の商道徳からすると経済規律からしても、こななことはあってはならない。ゆるされてはならない行為だと思う。国や政府は本当に私どもの業界に常に 寄り添っていただいて、今回も、軽油の高騰については30円、48円、即座に手当てをしていただいた。また、供給に対しても国家備蓄区だとか民間備蓄、最近では国際備蓄、そういった ものも放出していただけるという伺っている。前者の価格については、目に見える形で表れてくるが、後者の供給面については、一体、いつになったら、我々エッセンシャルワーカーのもとにきちっとした形で油がとどくのかは、まったく分からない。いま、政府や国にお願いしたいことはしっかりと監視をしていただいて、その油がどこかへ消えてしまわないように、是正・指導をお願いしたい」とあいさつした。
■燃料価格高騰等経営危機突破総決起大会
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