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2023年04月27日 11:50 / 車両・用品
国土交通省は4月26日、豊田自動織機に対し、25日に実施した聴聞の結果を踏まえ、26日付けで道路運送車両法に基づき、フォークリフト用ディーゼルエンジン1ZS型と1KD型の一酸化炭素等発散防止装置の装置型式の指定を取り消す行政処分を行ったと発表した。
1ZS型エンジンは「ジェネオ(1.5~3.5トン)」及び「ショベルローダー」に搭載、1KD型は「ジェネオ(3.5~8.0トン)に搭載されるディーゼルエンジン。これまでに1ZSは約6万台、1KDは約1万台が販売されている。
両機種とも2014年に型式認定を取得したが、排出ガス性能に係る長距離耐久試験において、一部の測定点のデータの改ざん等を行っており、排出ガス性能が基準を満たしているという技術的根拠が無いにも関わらず、満たしているとの評価を得て、不正に型式指定を取得した。 また、排出ガス性能が保安基準に不適合となった。
型式指定の取り消しは、日野自動車に続き2社目。なお、対象エンジン搭載フォークリフトは、今年3月より出荷を停止中。エンジン制御コントローラのプログラムを修正するリコールも届出されている。