三菱ふそう/部品センターを横浜市幸浦に移転、納品時間を平均3日短縮
2023年06月05日 14:18 / 施設・機器・IT
- 関連キーワード
- 三菱ふそうトラック・バス
三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は6月2日、アフターセールス向け部品倉庫「厚木部品センター」(神奈川県厚木市)を横浜市幸浦へ4月に移転し、開所式を5月30日に実施したと発表した。
1978年に開設された厚木部品センターは、常時およそ14万点の部品を保管し、1日平均約1万9千点の部品を出荷。MFTBCのアフターセールスにおける部品供給網の基幹拠点として機能し、日本国内の販売・サービス拠点に部品を提供するとともに、ハッテン(フランス)、チェンナイ(インド)、ドバイ(アラブ首長国連邦)などダイムラートラックグループの物流拠点と連携し、海外市場への部品輸出機能も有している。
新設した幸浦部品センターは、アジア太平洋地域における大手不動産企業であるESR Group Limitedが開発した「ESR幸浦ディストリビューションセンター1」に位置。同センターは、国内のエネルギー効率認証制度で最高ランクを取得するなど、高水準の環境配慮がなされており、またMFTBCが利用する延床面積6万5500m2の施設は、レイアウトの最適化によって業務効率も向上している。
<幸浦部品センターが所在する「ESR幸浦ディストリビューションセンター1」>
また、横浜港や都市間道路、MFTBCの川崎製作所に近く、ユーザーへの部品納品時間を従来に比べて平均3日短縮することが見込まれる。
MFTBCは部品センターに加え、完成車のモータープールも移転。これまで国内外向けのトラック完成車は、約1500台を収容可能な川崎市東扇島のモータープールで保管していたが、今回のアウトバウンド物流体制の刷新に伴い、国内市場向け完成車用モータープールの一部を幸浦に、輸出市場向け完成車については川崎港に隣接する横浜市大黒ふ頭に移転。MFTBCは、幸浦に重要な物流機能を集中させることで、よりスムーズな物流体制の構築を目指す。
最新ニュース
一覧- 日野/「デュトロ」2tクラスを一部改良、安全装備を充実 (07月14日)
- 三菱ふそう/「トラックコネクト」と「traevo Platform」が連携、荷待ち時間短縮を推進 (07月14日)
- 極東開発/ESG投資の主要インデックスの構成銘柄に選定 (07月14日)
- ブリヂストン/中国トラック・バス用タイヤ生産拠点の出資持分、譲渡を決定 (07月14日)
- ロボトラック/約12億円を資金調達、元SkyDriveの羽賀雄介氏が代表取締役に就任 (07月14日)
- 国交省/全日本トラック協会に「遠隔点呼及び業務後自動点呼の実施状況」実態調査で協力依頼 (07月14日)
- 国土交通省/台風第5号と低気圧に備えた体制の確保等を要請 (07月14日)
- 中国運輸局/25年6月、一般貨物自動車運送事業者7社を新規許可 (07月14日)
- 中国運輸局/25年6月、貨物自動車運送事業者5社の廃止を受理 (07月14日)
- NEXCO東日本/お盆の渋滞は上りも下りもピーク2回、12日は渋滞少なく (07月14日)
- NEXCO中日本/お盆の渋滞予測、下り8月9日・上り8月11日にピーク (07月14日)
- NEXCO西日本/お盆の渋滞予測、下り8月9日~10日・上り15日がピーク (07月14日)
- 関門自動車道/関門海峡花火大会のため壇之浦PA、めかりPAを閉鎖、8月13日 (07月14日)
- 北海道運輸局/札幌のトラック運送事業者に事業停止処分30日間の行政処分 (07月14日)
- 全ト協/トラック適正化法で常設委員会新設「更新制・適正原価導入」が優先課題 (07月11日)
- 国交省/トラック業界の課題に対して、四頭体制で組織をあげて対応 (07月11日)
- 「標準的運賃」調査/7割の運送事業者が活用、荷主の理解も徐々に進む (07月11日)
- T2、JR貨物など/関東~九州で自動運転トラック×貨物鉄道の実証を開始、「往復」は初 (07月11日)
- トランテックス/「パートナーシップ構築宣言」公表、取引先との連携・共存共栄目指す (07月11日)
- デンソーソリューション/運送事業者向け管理システムBSSに遠隔地遠隔点呼機能を追加 (07月11日)