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2023年09月19日 17:56 / 交通
NEXCO東日本北海道支社は9月19日、ネクスコ東日本イノベーション&コミュニケーションズ、特定非営利活動法人365ブンノイチ(東京都目黒区)およびnon-classic株式会社(福岡県福岡市)と、光を活用した交通誘導にかかる共同開発を行い、10月6日から道央自動車道(道央道)苫小牧西ICで試行を開始すると発表した。
これは、通行止めに気づかずICに進入したドライバーに対し、ポール型LED誘導灯による視覚誘導で料金所手前のロータリー形式の転回場(ラウンドアバウト)でのUターンを促し、高速道路へ進入せずに退出させることを目的に行うもの。
<LEDポール型誘導灯設置イメージ>
これまで⽂字情報のみで誘導していた表⽰を、転回場の外周に設置することで、ドライバーの目線から転回場の奥⾏きと全体像を視覚的に理解できるようにするとともに、光が移動する⽅向=回転する⽅向と認識する⼈間の認知科学を応⽤することで、⽂字だけだと分かりづらかった回転の⽅向を視覚的に提⽰し、日本語を母国語としないドライバーにも進行方向を伝え、スムーズな誘導を促することを実証する。
季節や天候に応じて効果的な光の明滅速度、⾊味、動きを検討し、利⽤者に対してのヒアリングも実施。さらに、デザインや光を活⽤することで、これまで⽂字情報だけで伝えていた交通誘導情報をより直感的に理解を促すためのさらなる広領域の開発を⾏っていく予定としている。
<苫⼩牧⻄インターチェンジ全景>