センコー/浜松にトラック中継輸送専用施設を開設
2023年09月22日 15:31 / 施設・機器・IT
- 関連キーワード
- センコー
センコーグループホールディングスは9月22日、新東名高速道路浜松SAスマートIC近くに開設するトラック中継輸送専用の大型施設の起工式を行った。この新施設は、24年8月の開設を予定している。
<新施設完成予想図>
新施設は、東名高速 東京ICから約230km、名神高速吹田IC約250mと、東阪間のほぼ中央に位置。浜松SAスマートICからは約1kmの至近距離にあり、関東、関西いずれからも日帰り運行ができ、効率的な運行が可能となる。
敷地面積1万5000m2で、トラック駐車可能台数は約50台。中継輸送専用としては業界屈指の規模であり、荷役、簡易保管設備も併設することで、貨物の積み替えによる中継輸送にも対応する。さらに開設後はドライバー専用のシャワーや休憩室、仮眠室も完備する予定としている。
また、輸送区間の前半を鉄道コンテナで運び、新施設で貨物をトラックに積み替えて、後半を陸上輸送するなど、マルチモーダル交通体系を見据えた新たな長距離輸送サービス提供の拠点としても活用していく。
さらに、2025年2月には、新施設に隣接して3温度帯の大型倉庫も建設し、東阪間に新たな在庫拠点を設けたい荷主の需要開拓や、静岡県西部エリアでの倉庫事業拡大も図る。同社グループでは新施設の開設で中継輸送の強化と効率化を一層進めるとともに、協力会社や同業他社にも広く利用してもらうことで、運送業界の2024年問題への対応に寄与していきたいとしている。
<新施設の概要>
・所在地:静岡県浜松市北区都田町
・敷地面積:15000m2
・設備:トラック駐車場(約50台)、アメニティ施設(シャワー、更衣室、休憩スペース、仮眠室、売店、トイレ) ※開設時は駐車場のみ先行オープン
・開設時期:2024年8月
<新倉庫の概要>
・所在地:静岡県浜松市北区都田町
・建物構造:鉄骨造 地上6階建て
・敷地面積:16700m2
・延床面積:26700m2
・設備:貨物用エレベーター、垂直搬送機
・開設時期:2025年2月
最新ニュース
一覧- NEXCO中日本/西湘BP・西湘PA(下り)、東名・由比PA(下り)「初日の出対策」年末年始に夜間閉鎖 (12月19日)
- 日本自動車タイヤ協会/26年のトラック用タイヤ国内需要、2%減の見通し (12月19日)
- 中国運輸局/25年11月の行政処分、米子市で輸送施設の使用停止(50日車)1社 (12月19日)
- 日野自動車/直営販社5社を台湾企業に譲渡、静岡日野も愛知日野に譲渡を決定 (12月19日)
- 軽油小売価格/6週連続値下り「全国平均146.0円」千葉・鳥取・北海道・大分・島根・熊本は値上り(25年12月15日) (12月19日)
- Will Smart/安価・簡易・高機能な日本初のOBD型デジタコを26年4月に販売 (12月19日)
- JL連合会/東海・北陸地域本部が中部運輸局と意見交換会を開催 (12月19日)
- 全日本トラック協会/2025年度「引越安心マーク」41事業者を認定 (12月19日)
- ハコベル/26年2月よりAzoopの運送業務支援システム「トラッカーズマネージャー」を事業承継 (12月19日)
- Proud Partners/ウズベキスタンで「トラックドライバー選考会」応募1278人・合格者120人 (12月19日)
- 警察庁/オンライン行政手続き「e-Gov電子申請」で対応 (12月19日)
- ゼロ/自社公式noteで女性ドライバー紹介「リアルな仕事観」に迫る (12月19日)
- 国道249号/「逢坂トンネル工区」12月23日13時から一般車両通行可能 (12月19日)
- 東北縦貫道弘前線/「(仮称)大玉スマートIC」連結許可書伝達で事業化決定 (12月19日)
- いすゞA&S/東京オートサロン2026にエルフのウイングバンなど出展 (12月18日)
- デンソー/国内初のバッテリー温調モジュールを開発、「日野プロフィア Z FCV」に搭載 (12月18日)
- Kia/26年春に日本導入する商用EVバン「PV5カーゴ」が693kmを走行しギネス世界記録を更新 (12月18日)
- タカスエ/トラックドライバーが企画・運営「第26回 運送安全大会」開催 (12月18日)
- ナカノ商会/国内初、幹線輸送10トントラックに次世代バイオディーゼル燃料を使用 (12月18日)
- 東海理化/タイヤ脱落予兆検知システム「天護風雷」でタイヤ脱落事故防止に貢献 (12月18日)

