新明和／GVW22t車級の脱着ボデートラックを発売

新明和工業は10月30日、脱着ボデートラック「アームロール」の車両総重量22トン車級新モデルを発売した。

＜脱着ボデートラック（車両総重量22トン車級）＞

新モデルは、架装部の各部構造を最適化することで大幅な軽量化を実現し、従来モデルに比べ最大積載量を最大200kg増加したのが大きな特徴。

また「人にやさしいモノづくり」をコンセプトとした改良を行い、安全性、作業性をさらに向上。これまで中型車格用のみの設定としていた脱着ボデートラックの脱着操作をサポートする専用のナビ画面を大型車格用に新開発し初採用。独自のガイド線機能により、脱着作業の効率化を図るとともに、初心者ドライバーの早期戦力化をサポートする。

このほか、特装車の稼働状況を、スマートフォンを介して把握するコミュニケーションツール「新明和スマートコネクト」の近距離無線にも対応。オプション類も充実しており、カメラを2つ追加して、3つのカメラ映像から俯瞰映像を作り出し、車両周囲の状況が把握可能なビジュアルキャッチング・サポートのアップグレード版、積載物の排出時にバンパへの積載物の堆積を軽減する可動式リヤバンパ、脱着時のキャッチング作業範囲を拡大するキャッチング・コントロール、コンテナを地面に降ろす際の衝撃を緩和するスロー制御、車両保護のためアームに大きな力が加わった場合に警報（ブザー）を鳴らす過負荷警報なども用意している。

■主要諸元

新明和／業界初、EVトラックに架装した脱着ボデートラックを発売