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2023年11月09日 14:43 / 経営
物流事業者向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」を提供するX Mile(クロスマイル、東京都新宿区)が11月9日に発表した2024年問題への取り組み実態調査によると、2024年問題を意識している運送会社経営層は58.7%と半数程度に留まっていることがわかった。
<2024年問題への意識>
この調査は10月6日~12日、全国の20~70代の運送会社の役員以上の300名を対象にインターネットで実施されたもの。
2024年問題への対策を行っている企業も27.1%どまりとなり、2024年問題への意識、対策への取り組みともに、現時点で十分に対策ができている企業は少ないのが実態となっている。
<2024年問題への対策>
一方、課題は「ドライバーの定着・確保に困難している」が43.3%でトップ。働き方改革関連法によるドライバーの時間外労働の上限規制で、ドライバー1人当たりの走行距離が短くなることで、収入が減少することが予想されていることもあり、さらにドライバーの離職が加速する可能性もある。
<2024年問題対策の課題>
そのようなこともあり、解決したい課題では「人手不足の解消」が48.1%と最多。ほぼ半数の事業者が人手不足への対応が出来ておらず、労働環境の改善、業界未経験者も活躍できる仕組みづくりなどの対策を進めることが必要となっている。
<2024年問題で最も解決したい課題>