久留米運送は12月27日、同社初となるFC(燃料電池)トラックを導入したと発表した。
<導入車両>

導入車両は、トヨタ、日野、いすゞの共同出資会社であるCommercial Japan Partnership Technologies(CJPT)が企画した車両。
「いすゞエルフ」をベース車両とした3トン車で、12月19日に福岡県久留米市の久留米支店に1台を導入した。
車体には水素をイメージした水しぶきと水滴のキャラクターの専用デザインを施し、FCトラックであることをわかりやすくイメージさせている。
<FCトラック専用のデザインを採用>

久留米運送は、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、2030年の次世代トラック保有台数200台を目標に掲げており、EVトラックは三菱ふそうトラック・バスの「e-Canter」を2022年7月に2台、軽商用EV車として三菱自動車の「ミニキャブ・ミーブ」を2023年11月に1台導入済み。2024年以降もEVトラック等の次世代トラックの導入を予定している。
■FCトラック概要
企画:CJPT
製造メーカー:いすゞ自動車
ベース車両:いすゞエルフ
定員:3名
車両総重量:2.95t
最大積載量:350kg
航続距離:最大260km
電気モーター最高出力:109kw
最大トルク:300Nm
導入場所:久留米支店(福岡県久留米市東櫛原町353)
導入日:12月19日
導入台数:1台
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