いすゞ/室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を発売

2024年01月22日 14:00 / 車両・用品

いすゞ自動車は1月22日、キャブ後方の室内空間を拡大したスペースキャブを「エルフ」に追加し発売した。

<「エルフ スペースキャブ」フルフラットロー>

20240122ISUZU 1 1024x503 - いすゞ/室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を発売

スペースキャブの設定は、国内小型トラックでは初。ラインアップは平ボディの他、バンとダンプの架装用シャシも設定している。

<バン架装例>

20240122ISUZU 2 1024x628 - いすゞ/室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を発売

<ダンプ架装例>

20240122ISUZU 3 1024x526 - いすゞ/室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を発売

標準のキャビンに比べてシートの後方スペースを300mm拡大し、運転席のリクライニング角度を最大40度、助手席を30度まで大幅に広げたのが大きな特徴。これにより作業の合間に車内でくつろぐことができ、快適性が向上している。またシート後方スペースは、ラゲッジスペースとしても使用できる。

<シートリクライニング>

20240122ISUZU 4 1024x683 - いすゞ/室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を発売

<収納イメージ>

20240122ISUZU 5 - いすゞ/室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を発売

標準キャビンの後端を延長するため、荷台上部は300mm短くなるが、キャビン下部まで荷台を延長することで、標準キャブモデルと同等の荷台フロア長3115mmを確保。これにより脚立などの長尺物も荷台鳥居に立てかけることなく積載が可能となっており、キャビンの居住性と荷物の積載性を両立している。

<平ボディの荷台寸法>

20240122ISUZU 7 - いすゞ/室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を発売

<荷台イメージ>20240122ISUZU 6 - いすゞ/室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を発売

主要モデルの東京地区希望小売価格(税込)は621万1700円。国内目標販売台数はエルフシリーズ全体で4万台/年としている。

■「エルフ スペースキャブ」主要モデル諸元

型式 2TG-NJR88AF
仕様 木製平ボディ/フルフラットロー
エンジン型式 4JZ1-TCS
排気量 2,999cc
トランスミッション ISIM(9速AMT)
全長 4,690mm
全幅 1,695mm
全高 1,965mm
荷台内寸法(長さ/幅/高さ) 2,820mm/1,620mm/380mm
最大積載量 2,000kg
車両総重量 4,455kg
最小回転半径 4.4m
乗車定員 3人

 

車両・用品に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧