車両・用品に関する最新ニュース
一覧- 環境優良車普及機構/安全装置等助成対象機器に7型式を追加 (10月04日)
- 環境優良車普及機構/ドライブレコーダ2型式を選定型式に追加 (10月04日)
- メガネの愛眼/ヘッドライトの眩しさを軽減する夜間対応レンズを発売 (10月03日)
- フォロフライ/障がい者アートラッピングのEVトラックで資源ごみ収集開始 (10月02日)
- 極東開発/ごみ収集車「パックマン」をフルモデルチェンジ (10月01日)
2024年01月24日 17:18 / 車両・用品
UDトラックスは1月24日、中型トラック「コンドル」をフルモデルチェンジし発売した。ラインアップは、GVW7.5~11.0トン(190-240ps)とGVW14.5トン(240ps)の2モデル。ベースはいすゞ「フォワード」で、いすゞよりOEM供給される。
<UDトラックス 新型コンドル>
新型は、エクステリアとインテリアを全面的に刷新。さらに充実した先進安全・運転支援システムも採用したのも特徴としている。
エクステリアでは、キャブをダイナミックなデザインに刷新。ブランドアイデンティティを示すUDエンブレム一体型のフロントグリルを採用した他、LEDヘッドランプとオートライトを標準化、またキャブヘッドランプ車ではステップカバーも標準化している。
インテリアは、車内空間を最大限に活用し、収納スペースを拡大。また内装デザインを一新し、機器類やスイッチなどの配置を最適化することで、使い勝手の良いキャブ内空間を演出している。
メーターパネル中央部に7インチカラー液晶メーターディスプレイを採用したのに加え、AM/FMラジオやBluetooth接続による音楽再生、SmartDeviceLink対応アプリの操作、バックカメラ映像などを表示するタッチパネル操作が可能な7インチセンターディスプレイを採用。さらに凍結対策としてアクセルペダルを吊り下げ式に変更した他、オートワイパーをオプションで設定した。
<7インチカラー液晶メーターディスプレイ>
シートは、乗り心地を改善する低反発クッションを採用。また運転席アームレストの一部標準化、運転席シートヒーターをオプション設定した他、ベルトインシート・運転席アームレスト・シートヒーター等を装備した高機能シートもオプションで設定。また助手席をフルフラット化し、ベッドスペースを拡大している。
エンジンは、いすゞ「4HK1」(190/210/240hp)を搭載。2025年度燃費基準(JH25)に対し、GVW7.5トン超の車型は全車「達成」以上を実現している。
先進安全装備では、交差点進入時に自転車等を巻き込む可能性がある場合、ドライバーに危険を警報する「ブラインドスポットモニター(車両直前警報/側方衝突警報/交差点警報)」、インパネ中央のカメラでドライバーの状態をモニターし、前方への注意不足を検知すると音声と警告表示で注意喚起する「ドライバーステータスモニター(DSM)」、車両前方にある道路交通標識(最高速度・車両進入禁止・追い越し禁止・一時停止)をメーターディスプレイに表示する「標識認識機能」、標識認識機能が認識した最高速度標識の制限速度を上限にスピードリミッター制御を行う「標識認識連動型スピードリミッター」などを搭載。
<ブラインドスポットモニター>
また、「全車速車間クルーズ」をエアサス車にも追加設定した他、ハイビーム走行時に先行車や対向車を検知しヘッドランプの配光を全自動で制御する「可変配光型LEDヘッドランプ」、ドライバーが急病等で安全に運転できない状態となった時にスイッチ操作またはシステムによって車両を停止させる「EDSS(Emergency Driving Stop System)」も搭載。
この他、駐車ブレーキのかけ忘れを抑制する「電動パーキングブレーキ」や、車線逸脱を抑制する「レーンキープアシスト」も採用している。
<レーンキープアシスト>
なお、先進安全装備はベーシック、スタンダード、アドバンス、プレミアムの4つのパックオプションを用途に合わせて設定。顧客の選択の幅を広げている。
<4つのパックオプションから選択できる>