ブラザー/スポットクーラーが省エネ大賞受賞
2024年02月01日 12:01 / 施設・機器・IT
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ブラザー工業は2月1日、「パーソナル排熱レス&フロンレススポットクーラー」が、省エネルギーセンターが主催する「2023年度 省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門で、最高賞に次ぐ「資源エネルギー庁長官賞」を初めて受賞したと発表した。
<パーソナル排熱レス&フロンレススポットクーラー>
パーソナル排熱レス&フロンレススポットクーラーは、バッテリー駆動を前提とした移動体で使用可能な製品で、エアコン方式に比べて約5分の1の30ワットという低消費電力での動作が可能。また、冷媒を使わずに効率よく冷却するブラザーの独自技術「TWIN AQUA」が採用されており、フロンレスで環境にも配慮されている。
さらに、2021年度に省エネ大賞を受賞したフォークリフト用のスポットクーラー「PureDrive-FL」よりも本体サイズが小型なため、工場や物流倉庫などで多く使用されている牽引車や搬送機器等への搭載が可能になったほか、トラック等の運転室でも使用が可能になった。
こうした現場作業者の労働環境改善と省エネの両立に加え、車のアイドリングストップにも寄与するなど、環境にも配慮された製品であることが評価され、今回の受賞に至った。
<1月31日に行われた授賞式(左から、資源エネルギー庁次長・松山泰浩氏、ブラザー工業新規事業推進部長・安井邦博氏、トヨタ自動車プラント環境技術部グループ長・大橋英一郎氏、新明工業自動車事業本部長・村瀬浩一氏、ユーネットランス代表取締役社長・熊澤洋一氏、ブラザーエンタープライズ代表取締役社長・吉田昌司氏)>
省エネ大賞は、日本国内の産業、業務、運輸各部門での優れた省エネへの取り組みや、先進的で高効率な省エネ型製品などを表彰する制度。省エネ事例部門、製品・ビジネスモデル部門のそれぞれで、経済産業大臣賞、資源エネルギー庁長官賞、中小企業庁長官賞、省エネルギーセンター会長賞、審査委員会特別賞が与えられる。
同社による省エネ大賞の受賞は、2021年度の「省エネルギーセンター会長賞」受賞以来、今回で2度目。
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