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2024年02月15日 16:15 / 車両・用品
住友ゴム工業は2月15日、EV小型トラック向け市販リブタイヤ・ダンロップ「e. ENASAVE SPLT58(イー エナセーブ エスピーエルティーゴーハチ)」を3月1日から発売すると発表した。
<ダンロップ e. ENASAVE SPLT58>
発売サイズは、205/85R16 117/115Nと205/80R17.5 120/118Nの2サイズで、価格はオープン。
ダンロップ「e. ENASAVE SPLT58」は、EVの課題である一回の充電で走れる航続距離を伸ばすことに加え、専用バッテリー搭載による車重増によるタイヤ摩耗を抑えることを目的に開発したタイヤ。
<総合性能比較グラフ>
まず航続距離伸長のため、燃費悪化の要因となるタイヤの発熱を抑えるために、トレッド幅とショルダー部のプロファイルを最適化した「低燃費ショルダープロファイル」を採用。余分なゴムを削減するとともに、トレッド部のゴムに低燃費配合を採用している。さらに、製造時にトレッド部の表面に残るスピューを金型技術でなくすことで、新品時の路面との摩擦を軽減。これらの異なるアプローチを組み合わせることで、転がり抵抗係数を従来品ダンロップ「エナセーブ SPLT50M」比で21%低減している。
<低燃費ショルダープロファイル>
またライフ性能の向上のため、タイヤ幅方向の輪郭であるトレッドラジアスとタイヤ骨格であるケースラインを最適化する「荷重ロバスト性向上プロファイル」を採用。これにより、高荷重領域から低荷重領域における接地形状の変化を抑制し、トレッド面が均一に摩耗する。加えて、周方向のサイプを無くす「高剛性パターン」と、深さ方向に振幅を持たせた「3Dサイプ」を採用することにより、ブロック剛性を向上。さらに、リブエッジに丸みを持たせる「球面リブ」でリブエッジの接地圧を低減。これらの技術を組み合わせることで、優れたライフ性能を実現する。
<ライフ性能向上のために採用した技術>
外観デザインでは、DUNLOPロゴをはじめとする各刻印に凹文字を採用し、文字内には微細なセレーション加工を採用。さらに、サイズ表記も拡大することで、サイドデザイン全体の視認性を高め、これまでにない存在感を創出している。
<サイドデザイン>