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2024年02月20日 15:40 / 経営
レベル4自動運転トラックを開発するT2は2月20日、シリーズA追加ラウンドで、東京センチュリーが資本参加したと発表した。
T2は、2023年6月のプレシリーズAラウンド開始から、今回のシリーズA追加ラウンドまでに総額60.7億円を調達している。これらの資金は、レベル4自動運転システムの更なる開発や拠点の拡張に留まらず、人員採用の強化等にも活用していくとしている。
東京センチュリーは、約70万台の車両を保有しており、オートリース、レンタカー等を国内で展開。近年ではEV、データビジネス、自動運転などの次世代領域をオート分野における将来の成長事業と位置付け、高い技術力を有するスタートアップとの連携・協業を推進している。
両社は今後、互いの強みを融合させた各種連携を推進するほか、物流関連のビジネスパートナーとの協業を視野に入れるなど、自動運転の普及・拡大に注力することにより、持続可能な社会の実現に貢献していく。
T2の森本成城CEOは「モビリティ分野において広くビジネスを展開している東京センチュリーと連携を強化していく。今後とも日本の物流を共に支えるという大義のもと、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの開発を推進し、パートナーの方々と一丸となって事業を推進していく」とコメント。
また東京センチュリーの大杉雅人常務執行役員オートモビリティ営業推進部門長は「日本の物流業界が直面している社会課題に対し、T2の現在の取組みに対する期待は非常に大きい。今年度を初年度とする当社経営計画の重点テーマの一つである 『自動運転による社会課題解決への貢献』とも合致することから、今回シリーズA追加ラウンドで出資した。今後は、T2との連携を図ることでシナジーを最大化し、『自動運転トラック×新たなモビリティサービス』の実現に向け、協業深化を図っていく」と述べた。