独ダイムラー・トラックは4月9日、2024年第1四半期のグループ全体の販売台数は10万8911台で、前年同期に比べ13%減となったと発表した。
<ダイムラー・トラックグループ 2024年第1四半期 販売台数>
Unit Sales |
Q1/2024 |
Q1/2023 |
Change |
Trucks North America |
46,220 |
48,891 |
-5% |
Mercedes-Benz |
31,885 |
34,492 |
-8% |
Trucks Asia |
28,457 |
40,210 |
-29% |
Daimler Buses |
5,604 |
5,570 |
1% |
Daimler Truck Group |
108,911 |
125,172 |
-13% |
thereof battery-electric vehicles |
813 |
287 |
183% |
特に大きく数字を落としたのはアジア市場で、前年の4万210台から29%減の2万8457台。アジア市場全体の低迷の影響を大きく受けた形となった。
一方、EVの販売は堅調で、前年同期比83%増の813台となった。
ダイムラー・トラックのマーティン・ダウムCEOは「2024年第1四半期の販売台数は、予想される世界のトラック市場の正常化と、アジアの主要市場における弱い環境を反映している」とコメント。
しかし、グループ全体の業績については「欧州および北米の大型トラックの中核市場における販売台数は、完全に予想通り堅調な水準にある。ダイムラー・バスも順調な発展を続けており、販売台数もさらに増加している。当社は持続可能な輸送への取り組みの勢いを維持しており、2023 年第1四半期と比較してゼロエミッション車両の納入数がほぼ3倍になった」と評価している。
<ダイムラートラック マーティン・ダウムCEO>

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