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2024年04月26日 13:55 / 車両・用品
全日本トラック協会は4月26日、2024年度「トラック運送業界における不正改造車排除運動」の実施要領を発表した。運動は年間を通じて行われるが、地域の事情に合わせ、各都道府県トラック協会が設定する1ヶ月間を強化月間として実施する。
不正改造項目は、重点排除項目として「タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し」、「灯光色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け、保安基準で装備が義務化されている灯火器の取り外し」、「前面ガラスならびに運転者席・助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付(貼付状態で可視光線透過率70%未満」、「マフラーの切断・取外し及び騒音低減機構を容易に取り外せる等、基準不適合マフラーの装着」、「大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除または不正な改造、変更等」としている。
また基本排除項目としては「直前直左の周辺状況を確認するための鏡、またはカメラや画像表示装置の取外し」、「前面ガラスへの装飾板の装着」、「土砂等を運搬するダンプ車の荷台にさし枠の取付け及びリアバンド(突入防止装置)の切断・取外し」、「基準外のウイング(エア・スポイラ)の取付け」、「シートベルト警報装置を解除する用品等の取付け」、「不正な二次架装」を挙げている。