損保協会/貨物車盗難多い茨城県で啓発を開始
2024年08月01日 17:22 / 施設・機器・IT
日本損害保険協会関東支部は、茨城県の自動車盗難防止について2024年度の啓発を開始する。
茨城県の自動車盗難認知件数は、2020年まで7年連続全国ワースト1位。その後は減少傾向にあるものの、2023年は615件で全国ワースト4位となお上位にあり、また犯罪率(人口10万人あたりの盗難認知件数)では2007年から17年連続で全国ワースト1位となっている。
地域別では、県南・県央・県西地域で多く発生しており、全国に比べて貨物車の盗難が多い傾向にあるという。車名別では、貨物車は1位が「ふそう・ファイター」、2位は「トヨタ・ハイエース」、3位は同率で「いすゞ・フォワード」「ダイハツ・ハイゼット」。中型トラックの盗難率が高い傾向にあるようだ。
ちなみに乗用車は、1位「トヨタ・ランドクルーザープラド」、2位「トヨタ・プリウス」、3位「トヨタ・アルファード」でトヨタ車が上位を占めている。
このような状況から、県民に盗難防止策の注意喚起を促すことを目的に、茨城県警及び茨城県と連名で、自動車盗難防止を啓発するチラシ5万枚、ポスター500枚を作成。さらにデジタルサイネージも作成する予定としている。
最新ニュース
一覧- 2025年業界ニュースTOP5/元現場ドライバー視点で見た物流業界の動向 (12月26日)
- 東京都トラック協会/「会員の標準的運賃の届出率95.7%」など2025年重大ニュース発表 (12月26日)
- 国土交通省/トラック運送業の下請・荷主適正取引推進ガイドライン改訂「書面交付」義務化 (12月26日)
- 国土交通省など/荷主等に燃料価格下落時のトラック運送業の適正取引徹底を要請 (12月26日)
- いすゞ自動車/国内販売機能と新車の物流・在庫管理機能の役割分担整理で子会社機能再編 (12月26日)
- 日野自動車/ニュージーランドの訴訟和解で特別損失9億8000万円計上 (12月26日)
- SBS東芝ロジスティクス/丸嘉運輸倉庫の全株式取得、社長交代も実施 (12月26日)
- 日本郵便/12月末まで累計366郵便局・989両の軽貨物自動車の使用停止処分終了 (12月26日)
- 東京都トラック協会/10~12月「横断歩道」で死亡事故など5件発生、基本的な安全確認徹底 (12月26日)
- 日本郵便/11月に全国13支社中4支社で通勤中の「酒気帯び運転」5件発生 (12月26日)
- 佐川急便/「海外通販サイト商品」年内に配達できない可能性、一部地域で配達予定通知の配信停止 (12月26日)
- 上信越道/上越高田IC~信濃町IC・長野IC~上越高田IC、国道18号、大雪で通行止め(26日18時) (12月26日)
- 国道483号・北近畿豊岡道/豊岡出石IC~和田山JCT・ICで冬用タイヤ規制、但馬空港IC・日高北IC入口封鎖(26日19時) (12月26日)
- 米子道/落合JCT~米子IC、12月26日6時から予防的通知止め開始 (12月26日)
- 関東運輸局/25年12月11日、トラック運送事業者4社許可・貨物利用運送事業者12社登録 (12月26日)
- 近畿運輸局/25年12月25日、一般貨物自動車運送事業者8社を新規許可 (12月26日)
- 近畿運輸局/25年11月の行政処分、輸送施設の使用停止(105日車)など6社 (12月26日)
- 東北運輸局/25年11月の行政処分、輸送施設の使用停止(184日車)など3社 (12月26日)
- 九州運輸局/大麻所持で逮捕された福岡運輸支局職員を懲戒免職 (12月26日)
- 取適法/運送委託契約「運送業務、その他一切の付帯業務」の記載は違反行為のおそれ (12月25日)

