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2024年09月04日 18:18 / 施設・機器・IT
三菱ふそうトラック・バス、三菱商事、三菱自動車の3社が出資した新会社「EVNION」(イブニオン)が、10月から事業を開始する。
EV(電気自動車)に関する情報やサービスの総合プラットフォーム「EVNION PLACE」(イブニオンプレイス)を国内で運営する。
事業開始に先立ち9月4日、EVNIONは都内で事業説明会を開き、窪田賢太社長は「このサイトをEVに関する情報がそろうものにしてEV導入のハードルを下げ、EVの普及に貢献したい」と意気込みを語った。
「すべての人にEVがフィットするかどうかは当然、用途しだいになるが、カーボンニュートラルの実現に向けてエネルギーマネジメントすればトータルコストはEVのほうがよいこともあり、相談に応じたい」などとも話した。
サイトでは、法人(商用車)、個人(乗用車)、メーカーも問わず、普通充電器や急速充電器、外部給電器、電力プランなどEV導入に関する情報がワンストップで入手でき、適した周辺機器を紹介する。
20~30社のサービスを紹介からスタートするという。
具体的には、EV購入時に充電器などどこで何を選んだらよいかが分からないといったニーズに応え、どこで充電できるのか、どれくらいの距離を走れるのか、などサイトで解説する。
例えば、EV販売店で車両の商談に時間がかかり付帯サービスの説明まで手が回らないケースでは、現場でこのサイトを活用することもできる。
法人向けの場合は、専門スタッフがコンサルティングするコンシェルジュ機能も実装する。